桃のカワと種だけ酵母でパン

  とっても桃が食べたかった。Aコープの「うちらの店(地元生産者の直接販売コーナー)」で安くて美味しそうな桃があったのを購入して、桃の香りにうっとりして食した。

そうだ、この前読んだ知人のブログに桃のカワと種だけ酵母のことが書いてあったな、真似してみよっと。

早速、桃の種、カワだけ酵母をやってみました。ビンの桃のカワと種、水と砂糖を投入。毎日ビンを振るだけ。酵母ってホントに簡単に育てられる。毎日朝夕振ること3日ほどでビンの蓋が膨らんでいるのを発見。爆発させたらアブナイ。そして蓋を開けたらぷしゅっ。泡泡泡。元気な酵母が育っていました。酵母液がビンから溢れるほどではないけれど、パン作りを実行。ブログには桃のカワと種だけ酵母ではパン作りは難しいという話が書いてあったのだけれど、なんとほぼ成功。


桃1個分の種とカワだけで、約200ccの酵母液がとれたので、分量はいつもの通り薄力粉と強力粉半々で合計300g。経済的な問題もあり、強力粉100%で作らないのが私のパン。

レンジでチン(いつもは500ワットで15秒から20秒ほどチンをして醗酵を促す)せず室温で一次醗酵をさせ(一晩)たら、良い具合に膨らんでいました。タッパの中でパンチして、そのまま冷蔵庫に入れお仕事へ。

で、私の都合で約12時間冷蔵庫でお休み。出してからすぐに成型し、2次醗酵のつもりを室温で約1時間ほど。そこそこ膨らんだのでオーブンで焼きました。


このところダレダレ生地ばかり生産して、成型なんて問題外、触ることさえできないねちょねちょの二次醗酵ばかり。クッキングシートを敷いたオーブンのお皿にそのまま流し込み、べたーとまあるいパンばかり製造していましたが(それでもパンらしきものになるんです)、久々にパンらしいカタチに焼きあがりました法國紅酒

相変わらずのストレート1本やりで、いつもオイルは練りこまず、塩と砂糖のみのパンです。

桃の香りはほとんどありません。酵母液は酸っぱそうな匂いでした。パンの味はなぜかほろっと苦みが、、、。でも酸っパンではありません。色は白くて美しい、そんなパンになりました。凛太郎も美味しそうに食べました。もっとも彼はニガウリを生食う犬ですが去斑
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